NOKTON、良いネーミング。
もうこれ名前で売れるの確定でしょ(暴言
冗談はさておき。
今回はレンズネタ、NOKTON 40mm F1.2 Aspherical です。
皆さん絶賛していますね。私も大好きなレンズ。
「見て下さいこの見事な立体感!」(テレT風
F1.2(1.1)のレンズは過去に
- Canon EF50mm f/1.2L USM
- Canon EF85mm f/1.2L II USM
- NOKTON 35mm F1.2 Aspherical VM II
- NOKTON 50mm F1.1 VM
- FUJINON XF56mm F1.2 R
- Ai Nikkor 50mm f/1.2S
と使ってきましたが*1、一番好きです。
ようやく「標準のレンズ」に逢えた感があります。
散々色んなところでレビューされているでしょうからあまり細々とは書きませんが
本当に開放F1.2から良く写ります。
ほぼ何のエクスキューズも必要としないです。凄い。
コシナのヌルヌルMF大好物。
視力が落ちてからEVF必須になったものの動きモノ撮らないのでEVF+MFが快適で
AF使ってた頃みたいに撮影直後にピントを確認することが無くなりました。
このレンズに強いて難癖つけるとすれば
全群繰り出し式のレンズ共通の特性として近距離が甘くなる点ですかね。
もうこれはどうしようもないと思います。
ですので、私の場合は
- 3m以上離れていれば躊躇なくF1.2まで使う
- 1~3mくらいならF1.6あたりをMax apertureとする
- 1m未満ならF2あたりをMax apertureとする
って感じで使うようになりました。
以前、Twitterでも呟いてるのですが
プラナー系と違って奥にあるものがちゃんと奥に見える。
背景が「スッ…」と自然に引いてくれるので
前後感が極めて自然に写るレンズだと感じます。
ツイネタですみませんが、、
北斗4012のレンズ構成、どっかで見たなあと思って手持ちの文献漁ったらやっぱりあったわ。1964シュナイダーF0.95の8枚玉にそっくり。
— 素のパン (@snopan) December 25, 2017
(参考文献: 写真レンズの科学 ISBN 978-4-8052-0561-7)
この「写真レンズの科学」は良書ですので一読をオススメします。
モノクロが凄い映える気がします。凄く上品。
NOKTON classic 35mm F1.4 VM みたいな絵画調の魔法がかかったりすることは無く
カラーでも品よく写る気がするので、そういう被写体に合うと思います。
ライカMマウント版とソニーEマウント版とあるので
ミラーレス機なら何にでも使えますね。
一本持ってて損は無いと思いますよ。
オススメのレンズです。
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*1:作例は全てFlickrにあります。興味ありましたら検索してみて下さい。