久しぶりにレンズネタやりますか。
ZEISS Batis 1.8/85 です。
とりあえず作例を。
MFでじっくり狙って撮るの好きなんですけど
冷静に考えてAFの方がチャンスは拾えちゃうんですよね。
どう考えても。
むやみにどうでも良い写真を量産してもアカンのですけど
そこは撮る人の意識次第ですから。
デジタルだから1枚の重みが云々って話と同じで
デジタルの1枚の重みを軽くしてるのはデジタルカメラではなくて
撮影者のあなたですから。って話ね。
85とか135とか中望遠でスパスパ切り取る写真もわりと好きでして。
広角や標準域でさえ、被写体の動き形、人なら表情姿勢、大事ですよね。
それが中望遠になるとより一層、重要度が増すというか。
たとえシルエットで人を映像に焼きつけるとしても
その表情筋の形で笑顔を収めるとか、手や姿勢で雰囲気をすくい取るとか
大事になってくると思うんですよ。
つまり、よりいっそうチャンス優先になる。
チャンス優先になって、かつ、フレーミングもぬかりなく撮りたいとなると
MFだと正直けっこう辛くてですね。そこは人類の叡智に任せたいw
で、久々のAFレンズとなりました。
ZEISS Batis 1.8/85
コシナZEISSと全然違いますね (AFだし)。
ピン面は大変に繊細に線が細くて、アウトフォーカスがウェット。
手ブレ補正もよく効きます。
もともとウェットな描写のレンズ好きなので全く問題なし。
プラナー85がホワホワキラキラとすれば
Batis85はしっとりキッチリ、といったところですかね。
パッと見、甘く見えるかもしれませんが
写真クリック⇒Flickrでもう一度写真クリック⇒拡大表示
で観てみてください。まあホントよく写ります。
ピン面は精細な銅版画の様ですらあります。
Batisってそんなに大口径ってわけでもないし
その割には結構エエ値段するしで、イマイチ話題に上がってこない玉ですけど
精細、ウェット、この辺のキーワードに引っかかる方にはオススメしますよ。
次回もレンズの話の予定です。
乞うご期待。