SNOPAN PHOTOGRAPHY / BLOG

外資で未来のスマホカメラを研究開発するオッサンの戯言

ZEISS Batis 1.8/85

久しぶりにレンズネタやりますか。

ZEISS Batis 1.8/85 です。

とりあえず作例を。

Summer Days 2018 -27-


MFでじっくり狙って撮るの好きなんですけど
冷静に考えてAFの方がチャンスは拾えちゃうんですよね。
どう考えても。

むやみにどうでも良い写真を量産してもアカンのですけど
そこは撮る人の意識次第ですから。
デジタルだから1枚の重みが云々って話と同じで
デジタルの1枚の重みを軽くしてるのはデジタルカメラではなくて
撮影者のあなたですから。って話ね。

finding fairy


85とか135とか中望遠でスパスパ切り取る写真もわりと好きでして。

広角や標準域でさえ、被写体の動き形、人なら表情姿勢、大事ですよね。
それが中望遠になるとより一層、重要度が増すというか。

たとえシルエットで人を映像に焼きつけるとしても
その表情筋の形で笑顔を収めるとか、手や姿勢で雰囲気をすくい取るとか
大事になってくると思うんですよ。

つまり、よりいっそうチャンス優先になる。

Summer Days 2018 -39-


チャンス優先になって、かつ、フレーミングもぬかりなく撮りたいとなると
MFだと正直けっこう辛くてですね。そこは人類の叡智に任せたいw

 

Summer Days 2018 -45-

で、久々のAFレンズとなりました。

ZEISS Batis 1.8/85

コシナZEISSと全然違いますね (AFだし)。
ピン面は大変に繊細に線が細くて、アウトフォーカスがウェット。

手ブレ補正もよく効きます。


Summer Days 2018 -80-

Summer Days 2018 -68-

Summer Days 2018-53-

Summer Days 2018 -51-


もともとウェットな描写のレンズ好きなので全く問題なし。

プラナー85がホワホワキラキラとすれば
Batis85はしっとりキッチリ、といったところですかね。


Summer Days 2018 -61-

Summer Days 2018 -81 (finale)-

Summer Days 2018 -71-

Summer Days 2018 -77-


パッと見、甘く見えるかもしれませんが
写真クリック⇒Flickrでもう一度写真クリック⇒拡大表示
で観てみてください。まあホントよく写ります。
ピン面は精細な銅版画の様ですらあります。


Summer Days 2018 -25-

Summer Days 2018 -18-

Summer Days 2018 -43-

Summer Days -58-


Batisってそんなに大口径ってわけでもないし
その割には結構エエ値段するしで、イマイチ話題に上がってこない玉ですけど
精細、ウェット、この辺のキーワードに引っかかる方にはオススメしますよ。


Summer Days 2018 -70-

Season's transition -3-

 

次回もレンズの話の予定です。

乞うご期待。