SNOPAN PHOTOGRAPHY / BLOG

外資で未来のスマホカメラを研究開発するオッサンの戯言

続・Early Summer Days (SIGMA 50mm F1.2 DG DN)

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GW後半は新たに入手した SIGMA 50mm F1.2 DG DN (Lマウント) を集中的に使ってみました。インプレッションを箇条書きにしてみますと

  • ソニーGM5012の様に「アウトフォーカスのコントラストがやたら高くて背景が悪目立ちする」様なことがなく、背景がちゃんと背景になる
  • ニコンZ5012の様にアウトフォーカスが暴れることが無く、ピント面に近いところから遠景までランダムに枝草木があるような大口径レンズにとって過酷な状況でも背景が悪目立ちすることがほとんど無い
  • キヤノンRF5012Lの様に逆光で派手にゴーストが出ることがない
  • アウトフォーカスが総じてマイルドでクリーミー。素晴らしい。
  • ピント面がF1.2から強烈にキレる。インからアウトへの溶け方が控えめな絵画調でとても上品。
  • 周辺減光がかなり強いため画面中央に注視させる効果が強い。同時に、広い空間を感じさせる明るく開放的な雰囲気を出すにはかなり絞るか、現像時にガッツリ周辺を明るく持ち上げる必要がある。
  • 周辺減光を除けばルクスSL50に迫る写りであるにもかかわらず、ルクスSL50の1/4以下の価格とか、価格崩壊もいい加減にしてほしい。
  • ルクスSL50の最短撮影距離が60cmであるのに対して5012DGDNは40cm。花を撮るときに撮影体験としてかなりの差がある。最短撮影距離付近でもメチャクチャ良く写る。

 

これは他マウントユーザーが羨むレベルのレンズと言って良いと思います。キラーレンズですね。L(E)マウントユーザーの方は50mmはこれ持っておけばOKでしょ。アガリは上に載せている通りです。