SNOPAN PHOTOGRAPHY / BLOG

外資で未来のスマホカメラを研究開発するオッサンの戯言

Nikon Z7

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気がついたらZ6がZ7になっていました。

 

な訳無いかw

 

高画素機はD800以来、6年ぶりくらいかな。基底感度ISO64+シャッタースピード1/8000はありがたい。そもそも巷のD850作例がどれもトーンが良くて最新のNikon機が良さそうってことでZ6を入手し、使ってみたら想像以上にトーンが良かったものの少し線が太いのが気になりLPFレスのZ7にスイッチしました。

ヒマワリと海くらいしか撮ってませんが、とりあえず作例を。

いつものようにFlickrで拡大鑑賞推奨です。

Summer days -6-

もうこの時点で、あー違うな、ってわかるでしょ。

 

Summer days -8-

Summer days -10-

 

高画素機で撮影された画像というのは小さくリサイズしてもディテイルの緻密さが残る様に感じます。同じ様に感じる方は多いのではないでしょうか。まー後は必要かどうか。好きか否か。

 

Summer days -7-

Summer days -9-

Summer days -13-

 

点景を多用し、しかもかなり小さめに収める事が多いので向いてると言えば向いてるんだと思います。というか前々から思っていたんですけどね。さっさと買えばよかったなとw 今になって思えば。

 

Summer days -16-

Summer days -17-

Summer days -18-

 

Z6と同様に、BSIにしてはハイライトはかなり頑張ってます。現像で持っていける範囲、個人的にギリセーフ。

4500万画素あると遠景に位置させた対象まできっちり写りますね…背景の選び甲斐があるってもんです。ボディ内手ブレ補正機構も程よく効果が出ているようで、高画素機だからといって微ブレが増えるとか無いです。今のところは。これブレちゃう人は構えをちゃんと見直した方が良いでしょうね。

4500万画素でもう一つ。ピクセルピッチが狭くなるので許容錯乱円も当然変わるわけでして、絞りと被写界深度に対する感覚が変わりますね。

 

Summer days -19-

 

Z6と同じく、中間調からシャドーにかけての色気があるトーンがとても好きです。ZシリーズはWBが緑方向にシフトしているので、そこだけ常に補正が必要です。補正すればOK。

 

Summer days -20-

 

24-70/2.8は、過去にCanon EFの24-70/2.8Lの1型2型、Nikon Fマウントの24-70/2.8のVRになる前のを使ってたことがあります。好みはCanonの1型とNikon。Canon1型はとても色気があってよかったのですがF2.8ではちょっと甘め。2型はひたすらカリカリでプラスチッキーな質感描写で好きになれませんでした。Nikonはキレ良し艶良しで本当に写りのバランスが良かった…50mm近辺だけ後ピンで使いにくさMAXだったけどw

で、Z24-70/2.8は鬼のようにニュートラル。小さくて軽い(正義)。硬いとも柔らかいとも感じず、色艶が良いとも悪いとも感じません。F2.8からエクスキューズ無し。太陽光の直射ぶち込んでもゴーストフレアらしきものが全く出てきません。これは自分が試されますね。よい光を選べば確実にセンサーまで投げ付けてきます。あ、周辺減光はご褒美ですよ。ですよね?

しばらくは潮風の厳しい(レンズ交換したくない)時期が続くので、Z2470/2.8は重宝しそうです。

 

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今の所こんな印象。

Z6使ってて、なーんか線が太めだなあ…と思った方。

Z7良いですよ。