SNOPAN PHOTOGRAPHY / BLOG

外資で未来のスマホカメラを研究開発するオッサンの戯言

Leica SL2-S

 

前回:

 

待つ必要も理由も無く、むしろ限られた時間を有効に使わねばならないお年頃。

 

yin-yang

 

久しぶりの新規BSI機、SL2-S導入。
例によって信者では無いので御託は無し。

 

アガリから行きましょうか。

 

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2022-09-03h

 

流石は 135判/BSI/24MP機。3~5EV環境であってもカラーの鑑賞に耐えるアガリ。愛用しているNeat ImageによるNR効果もありますが、1枚目は左下、2枚目は右下の深淵部シャドウをご覧いただければ言わんとするところは判るかと。ぜひFlickrにて画像クリック2回、マウスぐりぐりで上下左右自由自在、拡大鑑賞を推奨。

分厚いアクリル越しなのでキレはイマイチですが仕方なし。

 

そして9月の風物詩、片瀬江ノ島~鵠沼海岸の海の家解体ショー

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RAWからしてやたらコントラストが高くシャドウがズドンと沈んでいてコリャどうしたもんかと戸惑いましたが、グイっと持ち上げてもEOS R5のDPCMOSようにゲロゲロに汚いということも無く、安心してシャドウを持ち上げることが出来ます。

SL2-Sをお持ちの方でハイコントラストに戸惑っている方はカメラ内JPG現像設定をひとまず

 ・ナチュラル
 ・コントラスト:-1
 ・シャープネス:+1

辺りからスタートしてみてはいかがでしょうか。方向性が見えるかと。SL2でここまでコッテリした仕上げにしようとするとかなり手を入れないといけないのがSL2-Sだとリニアに戻して戻してようやくこうなる、といった感触。

 

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ハイライトのいなし方に感心したBSI機はZ7以来2度目。ピーカン下ではSL2の方がRAW現像は圧倒的に楽です (FSI万歳) が、このパンチの効いた押しの強さはなかなか魅力的。

 

秋薔薇はよ←

 

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